秩父宮ラグビー場(東京都港区)で13日に開催された7人制ラグビーの全国大会「ジャパンセブンズ2025」(日本ラグビーフットボール協会主催)で大阪府警ラグビー部が準優勝した。25日に府警本部で開かれた表彰式で選手は「今度は優勝を目指す」と意気込みを語った。

府警ラグビー部は昭和28年に創部し、現在33人が所属。選手は主に警備部の機動隊員で構成され、日本代表候補も2人いる強豪。

全国大会の準決勝では、ラグビー・リーグワンのプロチーム「NECグリーンロケッツ東葛」を撃破。決勝では日本代表候補選手で構成する「男子セブンズ・デベロップメント・スコッド」に26対12で敗れた。

表彰式には全国大会に出場した11人が出席。岩下剛本部長は「大阪・関西万博の警備業務などに従事する傍ら、プロチームを破っての準優勝という結果で府民を勇気づけた」とねぎらい、表彰状を手渡した。

日本代表候補の1人で、大会のチームリーダーを務めた第1機動隊の白国亮大巡査長(25)は「部の活躍を通して警察官の強さを知ってもらいたい。今後の大会でも優勝を目指す」と力を込めた。