声優で俳優、津田健次郎(54)が25日、NHKの情報番組「あさイチ」(月〜金曜前8・15)の「プレミアムトーク」に生出演。連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・0)の感想を語る「朝ドラ受け」を行った。津田は「あんぱん」で「月刊くじら」編集長の東海林明を演じている。

※以下、ネタバレを含みます

この日は「あんぱん」第85回が放送された。のぶ(今田美桜)は嵩(北村匠海)にひどいことを言ってしまったと、八木(妻夫木聡)に愚痴をこぼしていた。一方、元気のない嵩に手料理を振る舞う羽多子(江口のりこ)たち。好きな気持ちをなかったことにしないでと言う蘭子(河合優実)の言葉が心に刺さった嵩は、その夜、編集室に戻って黙々と表紙の絵を描き始め…。

2日後、心にぽっかり穴が空いたままののぶがガード下で子供たちに囲まれていると、そこに近づく人影が…。現れたのは嵩だった。

嵩は驚くのぶに長年渡せなかった赤いハンドバックを「今日はどうしても受け取ってほしくて」と手渡す。そしてのぶに「若松のぶさん、僕はあなたが朝田のぶのころから、あなたが好きでした」と気持ちを伝える。そして「これからもずっと僕はあなたを愛しています」と告げ、立ち去ろうとする。

のぶは嵩を呼び止め、「一人になってやっと分かった。嵩はなくてはならん人や」と言うと、駆け寄って嵩を抱きしめ、「好きや。嵩の二倍、嵩のこと好き」と思いを伝える−といったシーンが描かれた。