MLB公式Xが14日(日本時間15日)、来年3月に開催されるワールドベースボールクラッシック(WBC)の米国代表としてカル・ローリー捕手(28)=マリナーズ=が参戦すると発表した。
両打ちのローリーは今季、爆発的な活躍を見せメジャートップの38本塁打、82打点をマーク。前半戦の38本塁打は歴代2位でバリー・ボンズが持つ39本まで残り1本まで迫った。21年にメジャーデビューし、過去3年で91本塁打を放つなど強打の捕手として頭角を現してきていた。また、この日のホームランダービーでは捕手史上初、両打の打者史上初の優勝を飾った。
WBC米国代表はジャッジ(ヤンキース)の主将就任を皮切りにスキーンズ(パイレーツ)、ウィット(ロイヤルズ)と3人が既に決定。センターラインが固まりつつある。前回大会は日本代表「侍ジャパン」に決勝で敗れた野球の母国。かつてない熱量でリベンジに燃えている。