【ロサンゼルス23日(日本時間24日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)はツインズ戦に「2番・DH」で出場し、一回に左中間へ球団記錄に並ぶ5試合連続本塁打となる37号ソロを放った。球団では2019年のマックス・マンシー以来7人目の快挙。直近11戦で7発の量産態勢で、ナ・リーグの単独トップに浮上した。後半戦の5本塁打は、左打ちの大谷にとって逆方向となる全て中堅から左方向と状態の良さが際立つ。メジャー記録の8戦連続アーチにどこまで迫れるかに注目が集まる。試合は4−3で逆転サヨナラ勝ちした。
前夜に放った一発から15時間後、太陽が真上に昇ったロサンゼルスでまたもアーチを描いた。大谷が一回1死、球団記錄に並ぶ5試合連続本塁打となる37号ソロ。追い込まれて79マイル(約127キロ)のカーブに体勢を崩されることなくフルスイングし、左中間席の中段へ運んだ。
「いい角度で上がれば引っ張っても、流してもあまり関係ない。打球方向は気にせずに、自分の打ちたい球をしっかりスイングすることだけ考えていきたい」
前日に塗り替えたばかりの日本選手の連続試合本塁打記録をあっさりと塗り替えた。5戦連発は2019年のマンシー以来、球団7人目の快挙。本塁打を37本に伸ばし、スアレス(ダイヤモンドバックス)を抜き、ナ・リーグ単独トップに再浮上した。5発は全て中堅から左方向への放物線だが、この日も飛距離441フィート(約134・4メートル)で軽々とスタンドイン。直近11試合で7発、後半戦は6試合で5発と量産態勢で、昨季の54本塁打を上回る自己最多の58本ペースとなった。