大相撲名古屋場所10日目(22日、IGアリーナ)新入幕の藤ノ川(20)が熱海富士(22)に寄り切られ4敗目。痛めた首付近に氷を当て「大丈夫。治療に行く。相撲は立ち合いが良くないし、全部が良くない」と反省した。
NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(57)=元小結=は、実況の大坂敏久アナウンサー(50)が「左の眉の下3針縫ったということなんですが、あさって抜糸予定だと話していました」と伝えると、「全く縫ったことも気にするそぶりもなく果敢にぶつかっていきますね」と評価していた。
■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい) 本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。