「幼少期から『女性に踏まれるのがエロい』という刷り込みがある」と語るラランド・ニシダさん
小説家としても活躍しているお笑い芸人・ニシダ(ラランド)が、ファンの方々とただただセックスの話をしていくシリーズ連載「ラランド・ニシダと『みんなのセックス大全!』」。特にお悩みには答えないし、何かしらの答えも出さないし、ジャッジもしません。ただただ、セックスの、話を、していきます。
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【No.08】
――『みんなのセックス大全!』、今回のゲストは20代男性のFさんです。
Fさん よろしくお願いします!
ニシダ こちらこそ、よろしくお願いします!
――Fさんはニシダさんと「性癖」の話がしたいそうです。
ニシダ 性癖、ですか。
Fさん はい。というのも、僕が一番好きなのが「時間停止モノ」とか「透明人間モノ」のAVで。そういう、現実世界でありえない設定に性的興奮を感じることが多いんです。
ニシダ へえ。それはなんかきっかけみたいなのがあったり?
Fさん 昔から『仮面ライダー』や『レンジャー』などの特撮モノが好きで、思い出してみると、ある作品のヒロインが怪物に襲われてピンチになるシーンを見たときに「なんかエロいな......」って感じたのが、僕の性の目覚めだったんですよね。
ニシダ なるほど。確かに性癖って、見てきたエロ漫画とかエロアニメとかのアダルトコンテンツじゃない、また別のどこかに由来してますよね。
Fさん そうなんですよ。それ以降はずっとそういう"ファンタジーもの"というか、完全なるフィクションに興奮するようになっちゃって。