日本代表は7月15日、韓国で開催されている東アジアE-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦。1−0で勝ち切り、大会2連覇を果たした。

 日本はここまで、初戦の香港戦で6−1、続く中国に2−0と2連勝。引き分け以上で大会2連覇が決まる第3戦で、スタメンにはGK大迫敬介、DF荒木隼人、古賀太陽、安藤智哉、MF/FW望月ヘンリー海輝、川辺駿、相馬勇紀、宮代大聖、ジャーメイン良、稲垣祥、垣田裕暉が名を連ねた。

 立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となり、7分にさっそくピンチ。速攻から韓国のナ・サンホに打たれたシュートは、右ポストに直撃して事なきを得る。

 すると、その1分後に幸先よく先制。相馬が左サイドからアーリークロスを供給する。これに走り込んだジャーメインが左足のボレーで合わせて、今大会自身5ゴールを挙げる。

 19分、ゴール前の混戦から、こぼれ球に反応した安藤のシュートは惜しくも枠を捉えられず。相手にボールを持たれても、組織的な守備でフィニッシュまでは持ち込ませず。集中力の高い守りを見せ、前半を無失点で終える。
 
 後半は序盤、押し込まれるなかでも冷静に対応。55分にボックス内に進入された場面では、望月と安藤の連係で奪い切りはね返す。

 逆に攻撃では、ロングボールで韓国の最終ラインの背後を狙うも、なかなか垣田やジャーメインら前線のターゲットに合わない。

 韓国の猛攻が続く。サイドを起点に攻め込まれ、64分にイ・ドンギョンにシュートを打たれた場面では、川辺が身体を張ってブロック。気持ちの入った粘り強い守備を見せる。