[E-1選手権]日本 1−0 韓国/7月15日/龍仁ミルスタジアム

 オール国内組で編成された森保ジャパンは7月15日、E-1連覇を懸けて韓国と敵地で対戦。8分に相馬勇紀(FC町田ゼルビア)のクロスにジャーメイン良(サンフレッチェ広島)が合わせて奪ったゴールを守り切り、1−0で優勝決定戦を制した。

 見事にV弾をアシストした相馬は、主将の長友佑都(FC東京)が先発した中国戦を除き、2試合でキャプテンマークを巻いてプレーした。そして今回の韓国戦で77分にピッチを後にしてからは、長友と共にベンチの最前列で声を出す姿があった。

 28歳のサイドアタッカーは『U-NEXT』のインタビューに応じた際、この行動に関して振られると、10歳上のレジェンドへの思いを次のように明かした。

「僕がゲームキャプテンを2試合を任せてもらった時に、チームキャプテンである佑都さんからすごい支えてもらったので、本当に嬉しくて、(優勝決定の瞬間に)自然と身体が抱きつきに行ってしまいました」
 
 相馬は守護神の大迫敬介(広島)と共に、2019年の悔しさを知るメンバーでもある。

 6年前の前々回大会では、最終戦で今大会と同じくホームだった韓国に0−1で敗北。優勝を逃しており、苦い記憶が残る地で見事にリベンジを果たした。

「あの時はアウェーの雰囲気に飲まれて、特に前半最初ですごく押し込まれる展開から失点してやられました。だから『今日はなんとしてもデュエルで最初、勝っていこう』って話があったので、得点も良い時間帯でできましたし、すごく良かったんじゃないかなと思います」