さらなる大爆発なるか。

　前田大然はセルティック４年目の2024-25シーズンに、キャリアハイとなる公式戦33ゴールをマーク。スコットランドリーグの年間最優秀選手に輝いた。

　同シーズン途中の冬に古橋亨梧（現バーミンガム）がレンヌへ移籍してからは、CFとしてもエースとしても活躍した27歳は、新シーズンはどのポジションでどれだけの数字を残すのか。

　否応なしにハードルが上がり、期待が相当高まるなか、地元紙『Daily Record』によれば、チームメイトのジョニー・ケニーが前田を称賛した。
 
　定位置奪取を目指す22歳のアイルランド人FWはまず、「毎日監督の前でプレーし、ポジションを掴みたい。当然多くのローテーションがあるだろうが、この素晴らしいクラブでゴールを決めて貢献したい。競争が激しいほど良い。ビッグクラブでは毎日が挑戦だ」と意気込みを口に。その上で、ポジションを争うライバルでもある前田、そして同胞のアダム・イダについて、こう語った。

「アイルランド人は互いを支え合うんだ。アダムは僕に素晴らしいサポートをしてくれている。ダイゼンもそうだ。彼とのプレーは楽しい。彼を軽視なんてできないよ、彼はアメイジングだ。そんな選手とプレーするのは喜びだ」

　ケニーはプレシーズンマッチ初戦のクイーンズ・パーク戦（１−０）と、直近のニューカッスル戦（４−０）で見事に得点を記録。順調にアピールを続けている。

　前田のほか、旗手怜央、稲村隼翔、山田新も在籍するセルティックにおいて、日本人カルテットと共に注目したい若き逸材だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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