ドタバタもドタバタだ。

 バルセロナが現地7月23日、27日にノエビアスタジアム神戸で開催が予定されていたヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ、神戸vsバルセロナへの参加を中止すると発表した。公式HPなどで次のように伝えた。

「FCバルセロナは、プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった。しかしながら、クラブは、夏のツアーにおける韓国での試合日程について、プロモーターが一定の条件を満たした場合、FCソウル(7月31日)および大邱FC(8月4日)と予定している2試合、韓国でのサマーツアーについては調整を検討する予定だ。もし、条件が満たされた場合、クラブは近日中に韓国へ出発する。FCバルセロナは、今回の出来事と、日本のバルサファンの皆様への影響について遺憾に思う」
 
 急遽の決定で現場は大混乱だ。スペイン紙『Mundo Deportivo』は、「バルセロナの選手たちは日本への渡航中止をこのように知った」と題し、バルサ内部の動きをこう明かしている。

「彼らは木曜日の午前11時に日本行きの便に乗る予定だったが、フライトはキャンセルされた。信頼できる情報筋によると、選手たちはこの決定を、発表直前の午後から夜にかけて知らされたとのことだ。クラブとコーチングスタッフは、グループで共有しているWhatsAppを通じて選手たちに通知した。個別の連絡ではなかった。