久保建英を擁するレアル・ソシエダは７月25日、日本ツアーの第２戦で、J１の横浜FCとニッパツ三ツ沢球技場で対戦。PK奪取に関与するなど久保の活躍もあり、２−１で白星を挙げた。

　前半のみの45分間プレーした久保は試合後、多くの記者に囲まれながら、取材に対応した。

　その横を、レジェンドが通り過ぎて行く。かつて日本代表で10番を背負った横浜FCの中村俊輔コーチだ。

　久保にとって同コーチは、番組の企画で対談したり、FKの蹴り方を教わったりと、関わりのある大先輩だ。

　取材の最後に、「今日、中村俊輔コーチとは何か話をしましたか？」と尋ねると、久保はキョトンとした表情をする。
 
　他の記者が「いま、通り過ぎていきましたよ」と話すと、「（この場にいることを）全然知らなかったです。探して挨拶に行きます。ちょっと挨拶に行ってきます」と取材を終わらせ、周囲を笑わせた。

　その後、スタッフに確認して、居場所を探している様子だったが、果たして新旧の日本代表レフティは、会話を交わせたのだろうか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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