久保建英が所属するレアル・ソシエダは7月25日、日本ツアーの第2戦で、J1で19位の横浜FCとニッパツ三ツ沢スタジアムで対戦。オーリ・オスカールソンは決めた2ゴールで2−1と勝利し、1勝1敗で日本ツアーを終えた。

 主戦場の右ウイングで先発した久保は、まだ合流して6日目だったにもかかわらず、次々にチャンスを創出。決定なシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれたものの、追加点となったPKに繋がるパスを出すなど、違いを見せた。

 そのPKとヘディングシュートで2点を叩き出したオーリ・オスカールソンに話を訊くと、日本ツアーから合流したレフティのパフォーマンスをこう称賛した。

「タケは本当に良いプレーをしたと思う。戻ってきてくれて良かった。本当に素晴らしかった」
 
 また、0−1で敗れた21日のV・ファーレン長崎戦とは違い、とりわけ前半は主導権を握る戦いができたチームと自身の出来についても、「いい試合だった。良いプレーができたと思う。気分はいいよ」と話し、笑顔を見せた。

 オスカールソンの「戻ってきてくれて良かった」という言葉には、「移籍をせずに」という意味も込められていたのではないだろうか。

 この日本ツアー2試合だけを見ても、久保がいる・いないでソシエダは別のチームになってしまう。まだ移籍市場は開いているが、「僕がここにいるのがすべて」と語った14番の残留を、チームメイトは心の底から願っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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