稲田は、発表会見に次ように参戦コメントを寄せた。

「DEEPのメガトン級の稲⽥まさしです。7⽉27⽇のスーパーRIZINで試合をさせていただくことは⼼より感謝してます。今までの試合全部1ラウンドKO、1本で勝ってるので、DEEPの選⼿として誇りを持ってメガトン級らしいアグレッシブな試合をさせていただきますので、皆様、ご期待ください」

榊原CEOが期待する大喧嘩にするべく、2人のヘビー級ファイターは試合開始からバチバチに撃ち合ってくれることだろう。

大雅 vs 栗秋祥梧

大雅 vs 栗秋祥梧

三番勝負その2は、大雅 vs 栗秋祥梧。RIZIN MMAルール5分3R(62.0kg)で争われる。

大雅は元K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者。2017年2月に卜部弘崇に判定勝ちし、ベルトを巻いた。18年9月からRIZINに参戦。3戦目に町田光から初勝利を挙げるも、その後は白鳥大珠らに3連敗を喫した。RISEにも参戦し、24年5月には王者チャンヒョン・リーを判定で破り、RISEスーパー・フェザー級のタイトルを奪取。K-1と合わせ、2団体制覇を果たしている。24年大晦日にはRIZINでMMAデビューも、梅野源治に悔しい判定負け。今回は、栗秋をマットに沈めMMA初白星を飾りたい。

一方の栗秋は九州で力をつけると、18年に上京。KNOCK OUTで戦績を積んだ。そして、22年10月に地元九州でRIZINデビュー、翔に2RTKO勝ちを収めている。23年9月には、KNOCK OUTで元Krush王者の玖村修平に1RKO勝ちで評価を上げるも、24年2月に初参戦したONEでは判定負け。その後、10月にはチュームーシーフーを破り、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座に就いた。そして、今年6月、同王座を返上して挑んだ、グラウンド打撃が許されるKNOCK OUT--UNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦で倉本一真の投げ技に屈した。再起戦となる今回は、大雅を下し、MMAでの新スタートにしたい。