『第96回都市対抗野球大会』が8月28日(木)〜9月8日(月)に東京ドームで開催される。その組み合わせ抽選会が7月19日(土)、一橋講堂(東京都)で行われ、前回優勝の横浜市・三菱重工Eastの開幕戦の相手は大阪市・NTT西日本に決まった。また、前回準優勝の仙台市・JR東日本東北の相手が昨秋の日本選手権優勝の豊田市・トヨタ自動車になるなど、1回戦から目が離せない顔合わせが並んだ。

抽選前に挨拶する主催の日本野球連盟・谷田部和彦専務理事 ©︎さいとうりょうこ

抽選前に挨拶する主催の日本野球連盟・谷田部和彦専務理事 ©︎さいとうりょうこ

抽選を前に、主催の日本野球連盟・谷田部和彦専務理事が挨拶。出場50回以上のチーム、長年にわたって連続出場しているチーム、数年ぶりに本大会に復活したチームなど、多彩な顔ぶれになったことを紹介。「コロナ収束後、お客様が戻り、昨年は33万人に来場いただいた。今年も1人でも多くのお客様にご来場いただきたい」と東京ドームでの観戦を呼びかけた。

その後、全国12地区の代表32チームの、一回戦の組み合わせを決める抽選会がスタート。推薦出場となる前年優勝の三菱重工Eastが規定通りに山型1番の枠に入った後、各チーム代表が抽選封筒を引き、対戦枠を決めていく流れとなった。

特定試合シードチーム代表者の面々 ©︎さいとうりょうこ

特定試合シードチーム代表者の面々 ©︎さいとうりょうこ

最初に、1万人以上の観客動員を条件に事前申請したチームが指定日時に入ることができる「特定試合シード」の15チームが紹介され、試合日時が発表されると、会場からどよめきが上がった。