歌手の和田アキ子(75)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。夫婦間の会話について語った。

 司会の黒柳徹子から「和田さんはご主人の支えがあってこそ、歌手・和田アキ子がいると感謝している」と振られ、「はい。思ってます」と明言した。

 いい旦那さまだと言われると「はい。いい旦那さまです」と言い切った。黒柳が「なんですか、唇かみしめて」と続けると「話はしてないんですけど、素敵な旦那さまです」とも話した。

 「話をするとケンカになるんです」と断言。「だからもう話さないで、声は出しませんと。話しません。紙に書いて“もうじきご飯ができます”とか。それでこう(手を)叩いて。それでこっち向きます、リビングで。“今食べますか?”」と紙に書いて渡すと言い、「しゃべった方が早いんですよ」と語った。

 「もう今の時期だと野球ばっかり見てますから。で、“お先に”って書いて寝るんです」とも話すと、「でも“おはよう”とか“おやすみ”とか“いってらっしゃい”“気を付けて”とかは言うんですよ。“お帰り”とか、それは口に出します。あとはもう、このままです」と言い切った。

 黒柳が「でもその方がケンカにならないでいいのかもね」と納得したように話すと、和田は「もうなんか言うと、波長が合わないんですよ。結婚して44、5年たつんですけどね。でもしゃべんない方がいいんです」と繰り返した。

 「だから“ただいま”って帰ってきたら、“おかえり”って言うのは言うんです。であと書いて、まあもういつも書いてる紙を残してますから、ご飯食べるところに」と再度手を叩いて紙を見せるしぐさを実演すると「でも、周りから見たら仲がいいそうです」と笑ってみせた。

 黒柳は「そうでしょうね。それだけ一緒にいるんだからね」と感心し、「あなた気を使ってたの」と質問。和田は「ありますあります」とうなずいた。