お笑いコンビ「中川家」の剛(54)が25日、パーソナリティ―を務めるニッポン放送「中川家ザ・ラジオショー」(金曜後1・00)に出演。審査員を務めたお笑い賞レース「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦2025」の裏話を披露した。

 剛、ナイツ・塙宣之、千原兄弟・千原ジュニア、フットボールアワー・後藤輝基、アンガールズ・田中卓志の5人が務めた審査員。

 剛は「ド緊張で。俺1週間前から寝られへんかった。大変ですね、審査って。笑われへん。審査せなあかんから、真剣な顔で見てしまう。だから後藤くんと言ってた。本当は寝転がりながら、たばこを吸いながら見るのが1番いい見方やと。気楽に見てるほうが、気楽なコメントが出るかなと思った」と回想。

 「あれ気持ち分かった。各コンビのコメント考えなあかんから、見てる余裕がなくて」「言おうと思ってやつを先に言われたりするやん。“しもた。同じこと言うてる。変えなあかん”とか」「横でジュニアさんが、3組目終わったぐらいかな。“あ〜しんどいな〜”って。ジュニアさん、あんまそういうこと言わへんと思うねんけど。分かるよ、審査側の意見として。気も使うし、コメントも考えなあかんし、コメントかぶったらあかんし」と審査員の苦労を口に。

 「お客さんの笑い声とかウケとかもある。テレビ見てる人は違った形で見てるから、温度差が出る。会場とテレビの前の人と。その点数おかしいんじゃないかってテレビ見てる人は思うかもしれないけど、会場のウケとしてはすごい。点数高くしたら、テレビ見てる人は、そんな高いか?とか。なんにせよ文句を言う。その場にいるライブ感、体感でつけてる。ごちゃごちゃ言われても困るんですけどね」と話した。

 「3組目ぐらい、後藤が横で“剛さん、たばこ”“たばこ持ってます?”“(スタッフに)すいません。次のCM何分ですか?たばこいけますかね?剛さん、たばこいけますって”って。落ち着かないんですよ。行きましたけどね、走って。1分で帰ってきたよ。トイレも全員で行って、全員で走って帰ってきましたよ」と剛。「出るほうが楽。審査はしんどい」としつつ、「でも緊張感持てて、新鮮で。勉強になりました。逆にありがとうございました」とコメントした。