SG「第30回オーシャンカップ」を27日まで開催中のボートレース徳山では8月1日から6日まで「にっぽん未来プロジェクトin徳山」が開催される。A1級からは柴田光(53=群馬)、坪井康晴(47=静岡)、菊地孝平(46=静岡)、久田敏之(44=群馬)、武重雄介(41=山口)、秦英悟(39=大阪)、野村誠(39=群馬)、竹井貴史(34=福岡)、今泉友吾(35=東京)、松山将吾(30=滋賀)、佐々木翔斗(29=大阪)が出場する予定。

 V戦線をリードするのが菊地。昨年のSGグランプリ(住之江)トライアル2ndでフライングを喫して1年間のSG選出除外中という苦しい状況だが、4月23日の蒲郡と6月9日の浜名湖で優勝するなど今年は7回の優勝戦進出で2Vと実力は折り紙付き。一般戦で素晴らしい走りを見せてくれそうだ。徳山ではG1で4優出1Vの実績を残し、2年前の70周年記念では優勝を飾っている。

 対抗格は坪井。当地SG・G1で5優出1Vがあり、2023年6月のSGグランドチャンピオンでは3着と舟券に絡み、G1は06年の53周年記念を制するなど好相性。近況も8〜13日のG2全国ボートレース甲子園(びわこ)で優出6着に入るなど、リズムは上々だ。

 優勝候補の3番手は秦。今年は12優出4Vと大暴れ。4月13日の江戸川、5月15日の若松、6月16日のびわこ、7月11日のとこなめで優勝と怒とうのVラッシュ中。前期勝率7.06で2期ぶりのA1級復帰を果たしている。勢いを武器に静岡82期コンビ打倒を目指す。(近藤 明春)