レッドソックスのアレックス・コーラ監督(49)が本拠でのドジャース戦前に取材対応。大谷翔平投手(31)らドジャースナインの印象について語った。

 多くのケガ人に見舞われながらドジャースが好成績の理由をどう思うかと問われると「彼らはとても才能に恵まれている。この宇宙で最も優れたアスリート(大谷)を擁しており、1番を打っている。リーグ最高級の選手(ベッツ)がいて、最高のシーズンを過ごしているわけではないが貢献を果たしている。一塁手(フリーマン)は殿堂入りする選手だ。捕手(スミス)もリーグ最高級の捕手。パヘスは成長し、素晴らしい仕事をしている。T・ヘルナンデスも優れたビッグリーガーで、ミゲル・ロハスもとても堅実な遊撃手だ。キケも(大差がついた場面で)投球している」と各選手の名前を挙げて賛辞の言葉を並べた。

 ドジャースがレッドソックスの本拠フェンウェイ・パークで試合を行うのは2023年以来2年ぶり。試合前、左翼付近でキャッチボールをしていた大谷に、練習中だったレッドソックスの吉田正尚外野手(32)が駆け寄り、大谷と握手。山本由伸投手(26)も加わってしばらく談笑した。

 大谷は同球場では通算14試合で2本塁打。21年5月14日に左翼のグリーンモンスター越え、同16日には通称「ペスキーポール」と呼ばれる右翼ポール際へと、2本の“名物弾”を放っている。