プロスケーターの羽生結弦さんらが出演して今月5日に開催される仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台のリニューアルオープンを記念したアイスショーについて、すでに完売したチケットの一般抽選には当初予定していた席数の20倍を超える約2万件の応募があり、市は座席数を増やす対応を取りました。

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プロバスケットボール仙台89ERSの試合やコンサート会場として親しまれてきた仙台市太白区あすと長町のゼビオアリーナ仙台は、国際規格のスケートリンクを備えた市の複合施設「仙台市アリーナ」としてリニューアルし、今月5日に開館します。

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5日には開館を記念して市主催のアイスショーが開催され、羽生結弦さんや本田武史さん、鈴木明子さん、本郷理華さんら仙台ゆかりのスケーターが出演を予定しています。

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市は先月、イベントのチケットを販売し、仙台市民を対象とした先行抽選には1700席の募集に対し1万1136件の応募がありました。
さらに、その後の一般抽選には886席の募集に1万9925件の応募あり、市は「できるだけ多くの人にショーを楽しんでほしい」と、スケートリンク上に設けるSS席を増設して販売する座席数を1275席まで増やしました。
さらに先月25日からの立見席の先着販売では、用意した246人分のチケットが受け付け開始から30分ほどで完売したということです。

仙台市は転売対策として申し込みの際に本人確認を実施し本人以外は入場できないようにする対応を取っています。
5日は会場周辺の広場でグルメや物販を楽しめるイベントも開催されますが、当日は気温が高くなることが予想されていて、市は「熱中症対策をして来場してほしい」と呼びかけています。