宮城県塩釜市出身の俳優で映画プロデューサーの女性が製作し、全編を県内で撮影した映画が全国上映から2年を経て先月、地元で初めて上映されました。
「芸術の力」で街を盛り上げたい。女性の思いを取材しました。
■塩釜市出身の俳優 映画プロデューサーが製作 「有り、触れた、未来」
舞木ひと美さん
「こんにちは。お世話になります。」
塩釜市出身の俳優で映画プロデューサーの舞木ひと美さんです。塩釜市のラジオ局を訪れました。
ラジオパーソナリティー
「時刻は12時15分をまわりました。ここからはゲストお招きしてお話を伺っていきます。ゲストは俳優でプロデューサーの舞木ひと美さんです。」
舞木さん
「よろしくお願いします。」
舞木さんは、自らがプロデュースし出演もする映画が地元の塩釜市で初めて上映されるのを前に東京から駆けつけ見どころを告知しました。

舞木さん
「震災の映画ではなくてコロナを含めて生きづらさを感じている人たちに命というものを今一度感じてほしい。」

今回、塩釜市で上映されるのは2023年3月に全国で公開された映画「有り、触れた、未来」この映画は恋人を事故で亡くした元ミュージシャンの女性や災害で母親と兄弟を亡くした少女などの物語が同時進行で描かれて「命」と向き合うことがテーマになっています。
全編を県内で撮影し、東日本大震災で犠牲となった子どもたちのために毎年、東松島市で掲げられる青い鯉のぼりも登場します。
