アメリカは、ウクライナの隣国であるポーランドの軍事力強化に、およそ5900億円を融資すると明らかにしました。ウクライナ侵攻を続けるロシアをけん制するものとみられます。

アメリカ国務省は25日、ポーランドに40億ドル、およそ5900億円の融資を行うと発表しました。国務省は「ポーランドと協力し、侵略の阻止とヨーロッパの平和のために断固とした姿勢を貫く」としています。

ポーランドはアメリカ製兵器の購入を中心とした軍事力の近代化を進めていて、アメリカとしては、ウクライナの隣国を支援することでロシアに対する抑止力を高める狙いです。

また、トランプ大統領は、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領による首脳会談の実現について「3か月前に行われるべきだった」としたうえで、ロシアに追加制裁を発動する構えを改めて示しています。