現地7月18日、ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャース、クリーブランド・ガーディアンズとの大型トレードに興味」と題した記事を更新し、補強動向を報じた。

 現在ドジャースは、タナー・スコット投手の不振や、左翼手マイケル・コンフォートの不安定さを補う戦力を探している。

 同メディアは「7月31日のトレード期限に向けて大型補強に動くと見られているが、どのポジションを強化するのかに注目が集まっている。ガーディアンズとの間で、右腕リリーフのエマニュエル・クラッセと外野手のスティーブン・クワンのトレードが噂されている」と伝えている。

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  さらに「コンフォートの問題は、(代役として)クワンを獲得して左翼起用すれば解決する。クワンはコンフォートよりはるかに優れている。また、クラッセを9回(終盤)にリリーフ起用すれば、勝ちパターンが安定する」と綴り、両選手の補強に期待を寄せた。

 ガーディアンズのクラッセは今季ここまで44試合に登板し、5勝2敗、21セーブ、44奪三振、防御率は2.86と安定した成績をマーク。一方のクワンは92試合に出場し、打率.285、6本塁打、32打点、OPS.741という記録を残している。

 そんなともに27歳のガーディアンズ2選手をドジャースが獲得するにあたり、「その見返りとして、ド軍側はジャスティン・ロブレスキ、ベン・カスパリウス、ホスエ・デポーラら4選手を放出する可能性があるが、現在想定されている4選手のトレード案では不足との声もあり」とし、次のように続けた。