河村勇輝のNBA2年目の新天地が決まった!

 現地時間7月19日、シカゴ・ブルズが河村と2WAY契約を締結したことを発表。NBA優勝6回を誇る東の名門に所属することが決定した。

 昨季をメンフィス・グリズリーズの2WAY契約選手として過ごした河村は、シーズン終了後にフリーエージェントとなり、今夏のNBAサマーリーグにブルズの一員として参加。5試合に出場し、平均23.9分の出場時間で10.2点、6.2アシスト、2.4リバウンド、2.2スティール、3ポイント成功率41.7%、2試合でダブルダブルを達成する活躍で猛アピールした。

 ブルズの発表によると、サマーリーグでの31アシストは、2013年以降における球団2位の記録だという。また、平均6アシスト、2スティール以上を記録したのは3人目と、攻守両面での好パフォーマンスが契約につながった。
  なお、ブルズはサマーリーグ開始時点で2WAY契約の3枠が埋まっていたが、河村の枠を空けるため、ジャミア・ヤングの契約を解除したことも合わせて発表されている。

 河村は幼少期から父親の影響もあり、ブルズに6度の栄冠をもたらしたマイケル・ジョーダンに憧れて育ち、今年のサマーリーグ中も「大ファン」と球団のインタビューで公言していた。来季はその“神様”と同じ、伝統の赤×黒のユニフォームに日本人として初めて袖を通すこととなる。