現地7月22日、ロサンゼルス・ドジャースがミネソタ・ツインズと対戦し、7対10で敗れた。「2番・DH」で出場した大谷翔平は、9回の第5打席で日本選手初の4試合連続アーチをマークした。

 ドジャースの先発・山本由伸は初回を三者凡退と好スタートを切ったものの、2回にツインズ打線つかまった。安打と四球、右飛で1死一、三塁と走者を背負うと、7番ロイス・ルイスの三ゴロをミゲル・ロハスが失策。先制点を献上した。さらに2死一、二塁で9番クリスチャン・バスケスに適時二塁打を打たれ、0対3とリードを広げられた。

 それでもドジャースが反撃。4回、3番ウィル・スミス、4番フレディ・フリーマンが連続四球で出塁すると、5番アンディ・パヘスが左翼スタンドに3ラン本塁打を打ち込んで3対3の同点に追いついた。

 打線の援護を受けた山本は5回、1番バイロン・バクストンを一ゴロ、2番ライアン・ジェファーズを空振り三振、3番ウィリー・カストロも空振り三振。初回以来の三者凡退に抑えた。序盤から変化球を見極められ、ファウルも多く序盤から球数を要した山本は、5回101球、被安打5、8奪三振、3失点で降板。同点でマウンドを降りたため、9勝目は次回に持ち越しとなった。

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  ドジャースは山本の後を継いだ2番手ベン・カスパリウスが誤算だった。4番から始まった6回、四球、二塁打、四球で無死満塁とし、ルイスに押し出し四球を与えてしまった。カスパリウスは右ハムストリングを痛めて緊急降板した。マイナーから昇格し、ドジャースデビューとなった3番手アレクシス・ディアスが三ゴロで1点を失い、さらに適時打を打たれて3対6と失点を重ねた。