ロサンゼルス・ドジャースは現地7月23日のミネソタ・ツインズ戦に臨み、1点ビハインドの9回2死満塁からフレディ・フリーマンのタイムリーヒットでサヨナラ勝利を収めた。

 この打席の前に注目を集めたのは、申告敬遠を受けた大谷翔平だ。この日初回にソロ弾で先制点を挙げていた大谷は、1点ビハインドの9回2死一塁の場面で第5打席を迎え、得点圏にランナーがいないにもかかわらず歩かされたのち、サヨナラのホームベースを踏んだ。

【動画】大谷翔平が申告敬遠で歩かされるも...フリーマンのタイムリーヒットでドジャースがサヨナラ勝ち! データ分析サイト『Opta』は公式Xを通じて、この一連の流れが歴史的快挙だとして以下のように紹介した。

「故意四球(敬遠)がMLBの公式統計となったのは70年前の1955年です。それ以来、あと1アウトで敗北、さらに得点圏に誰もいない状況で故意四球で出塁し、そこから決勝点となる得点を記録した選手はたった一人、ショウヘイ・オオタニだけです」

 敗色濃厚の場面から、その存在だけでチャンスを大きく拡げられる選手はMLBの歴史を振り返っても一握りだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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