現地7月23日(日本時間24日)、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でのミネソタ・ツインズ戦を4対3のサヨナラ勝ちで制した。9回裏2死満塁の場面で、フレディ・フリーマンが放ったサヨナラヒットが勝利を決定づけた。
【動画】フリーマン チームを勝利に導くサヨナラヒット!

 5月まで絶好調だったフリーマンだが、6月は打率.200、7月も打率.224と、明らかに調子を落としていた。この試合のサヨナラ打は、そんな苦境の中で放った価値ある一打だった。

 しかし、フリーマン自身はこの結果に満足していない様子だった。試合後、地元メディア『Dodger Blue』のインタビューで、彼は自身のスイングについてこう振り返った。
 「直ったとは言えない。左翼方向への弱い打球がまだ多くて、改善は道半ば。でも最後の打席は以前よりもずっと良かった」

 これまで長い間、左翼方向へ強い打球を打てずにいたという課題を抱えていたフリーマンにとって、このヒットはその修正が実り始めた兆しとも言える内容だった。

「左翼へのライナーをしばらく打てていなかったから、これをきっかけに金曜日からのボストン・レッドソックス戦でも、いい形でつなげていけたらと思っている」と、さらなる高みを目指す姿勢を示した。

 スイング改善に取り組み続けるフリーマンの姿勢は、チームの勝利への貢献だけでなく、自身の技術向上への飽くなき探求心を映し出している。

構成●THE DIGEST編集部

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