ダスティン・メイは今季、ロサンゼルス・ドジャース先発陣の一角としてマウンドに復帰した。だが、その将来は依然として不透明だ。
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　今季のメイはここまで18試合に登板し、うち17試合で先発。成績は６勝６敗、防御率4.73とやや波があるものの、投球回数ではチーム２位を記録しており、ローテーションの中で一定の役割を果たしている。

　そうした中、現地24日付でドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、負傷者が相次ぐブルペンの再建が急務であり、トレード期限（日本時間８月１日）を前に球団は補強を検討していると報じた。
 『USA Today』紙のボブ・ナイチンゲール記者は、「球団の考えに詳しい関係者によれば、右腕のメイをトレードする可能性も選択肢のひとつとして浮上している。メイは今季終了後にFAとなる見込みで、左腕ブレイク・スネルが故障者リストから復帰すれば、先発ローテーションの枠を失うかもしれない」と述べ、トレード要員としての可能性に言及した。

　今季限りで契約満了を迎える見込みのメイは、ドジャースにとって“売り時”とも言える存在だ。『Dodgers Nation』も、「メイは先発でも有用だが、ブルペン補強のためのトレード要員としての価値もある」と伝えている。

　チーム事情と将来性を天秤にかけ、ドジャースは近く決断を下すことになりそうだ。メイの去就が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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