今週末にF1第13戦のベルギーGPがスパ・フランコルシャンで開催され、レッドブルでは解任されたクリスチャン・ホーナー氏の後を受け継いだローラン・メキース氏の初陣を迎える。

 2005年のF1参戦から続いてきた体制の変化であり、まさに新時代を迎えたオーストリア籍チームだが、マックス・フェルスタッペンは「ローランとともに仕事に取り組めるのが楽しみ」と語り、角田裕毅も「チームにとっては新たな時代の始まりとなるレースで、ローランと再びタッグを組めるのも嬉しいです。レーシングブルズではとても上手く連係できていたし、彼(メキース氏)の仕事の進め方もよく理解しています」と、期待を寄せている(レッドブルの公式サイトより)。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! ここまでマクラーレンに大きく水をあけられ、苦戦しているレッドブルだが、とりわけ第3戦の日本GPからリアム・ローソンに代わってトップチームに昇格した角田は、ここまで7ポイントの獲得に止まり、直近の2戦では完走車のなかでは最下位という散々な結果に終わっているため、これを上昇の足掛かりとしたいところである。

 この結果について、角田の実力不足に原因を求める者もいれば、「RB21」の扱いにくさを指摘する者もおり、後者では、これまでの体制下で維持されてきた「フェルスタッペンだけが力を発揮できる」方向性の変更を期待する声が少なくない。