ロサンゼルス・ドジャースのマイケル・コンフォート外野手が正念場を迎えている。今季単年総額1700万ドル(約25億円)でドジャース入りした元オールスターの32歳は左の強打者として期待されながらここまで89試合の出場で打率.185、8本塁打、23打点、OPS.617と厳しいシーズンを過ごしている。

 予想外の低調ぶりにトレード放出の噂が絶えないコンフォートだが、自身では徐々に「打席でのプレーが安定してきている」(ドジャース専門メディア『Dodger Blue』より)と話しており、その言葉通り直近9試合の出場(うち先発6回)で23打数7安打2打点1本塁打、打率.304、OPS.812と調子を上げている。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 同メディアによると、デーブ・ロバーツ監督はコンフォートの打撃での不調について「マイケルは興味深い選手だ。力強く打つと、その打球は誰かに向かって飛んでいくんだ」とコメント。つまりコンフォートが強打するとなぜか守備陣の周辺に打球が飛んでしまいアウトになってしまうと説明している。事実、今季のコンフォートのBABIP(グラウンド内のインプレー打球のうち安打となった割合)は.222でMLBワーストの数字だ。

 ただそのような背景があるからか、ロバーツ監督はコンフォートへの信頼を口にしており、自信を持ってプレーし続けるよう求めている。