アスレティックスの新人ニック・カーツが歴史的な大活躍だ。現地7月25日のヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」で出場した22歳が、左前打、2ラン本塁打、適時二塁打、ソロ本塁打、ソロ本塁打、3ラン本塁打。4本塁打を含む6打数6安打8打点と大爆発した。

【動画】全米が驚愕したカーツの歴史的大活躍! 6打数6安打、4本塁打、6得点、8打点『MLB.com』はカーツの異次元のパフォーマンスに「野球史上最高の試合の1つを生み出した...本当に」と賛辞を送った。その言葉を裏付けるように同サイトはデータを紹介。1試合4本塁打はMLB史上20人目で、新人では初。さらに4本塁打6安打は2002年のショーン・グリーン(当時ロサンゼルス・ドジャース)以来23年ぶり、計19塁打は1901年以降でグリーンと並んで最多タイだという。

 また、データ分析サイトの『Opta』によると、1試合で4本塁打以上、6安打以上、8打点以上を同時に達成したのは新人に限らず、カーツがMLB史上初。また、打点が公式記録となった1920年以降で、①4本以上のホームランを記録した試合 ②5本以上の長打を記録した試合 ③6本以上の安打を記録した試合 ④6得点以上を記録した試合 ⑤8打点以上を記録した試合、の5つを達成した選手はこれまでいなかったにもかかわらず、カーツが1試合で全てを達成してしまった。

 さらに『MLB.com』は、「試合終了時点で、メジャー最初の66試合でOPS1.060、23本塁打を記録。少なくとも1901年以来、デビューから66試合でこれほど高いOPSと本塁打を記録した選手は他にいない」と再びデータを用いてカーツの特異性を強調。4月23日にメジャーデビューしたばかりの左打者に今後、大きな注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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