「問題のあるレストラン」
「問題のあるレストラン」 / (C)フジテレビ

セクハラやパワハラなど、社会における男女間の不平等や差別といったジェンダー問題は、だいぶ明るみになる時代になってきたが、なかなか消えることがない。今から10年前に放送された「問題のあるレストラン」(2015年、フジテレビ系)でも、世の男性から受けたハラスメントなどに怒る女性たちの戦いを描いている。職場で理不尽な目に遭った主人公の田中たま子(真木よう子)が、友人や元同僚とビストロレストランを開店させるドラマだ。FOD・TVerで現在配信中の第7・8話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

■たま子の店のメンバーに藍里が加わる

FOD・TVerでは「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」キャンペーンを開催中で、「問題のあるレストラン」は第1〜3話が無料公開されているほか、全話を順次無料配信している。

第7話。たま子や結実(二階堂ふみ)、千佳(松岡茉優)らが共同生活を送る部屋に、いきなり藍里(高畑充希)が引っ越してきた。藍里は、寝起きでぼうぜんとしているたま子たちなどお構いなしに大声で自己紹介をして、仕事中も一方的にしゃべり続けていたが、誰よりもよく動き、客ともすぐに打ち解ける。それを見たたま子やハイジ(安田顕)、藍里は“ビストロ フー”の戦力になると認める。1週間連続で黒字を記録するなど着実に客を増やしてきたたま子たちは、このチャンスをものにしようと動画サイトにレシピを公開した。