矢吹奈子
矢吹奈子 / 撮影=山田健史

俳優の矢吹奈子が6月27日、都内で開催されたミュージカル「ブラック・ジャック」フォトコールに、坂本昌行、味方良介、大空ゆうひ、今井清隆と共に出席。ピノコ役でミュージカルに初挑戦する心境を語った。

■ミュージカル「ブラック・ジャック」

本作は、根強い人気を誇る手塚治虫作品「ブラック・ジャック」を掘り下げ、「命の価値」「再生」をテーマに、生演奏でのミュージカル作品として全国6都市で上演。

主人公のブラック・ジャック(間黒男)を坂本、双子の姉の腹の中で18年間生き続けていた畸形嚢腫でブラック・ジャックに摘出され人工の身体を得た女の子ピノコを矢吹、安楽死の必要性と正しさを信念とする医師ドクター・キリコを味方が演じる。

■「素晴らしい歌声でハッピーバースデーの歌を歌ってくださった」

ミュージカル初挑戦となる矢吹は「稽古に入る前からすごく緊張していたんですけど、先輩方がすごいやさしく私の分からない部分を教えてくださったりするおかげで、毎回安心して稽古にも臨めました」と感謝。続けて「本番前日になってまだ若干緊張もあるんですけど、本番になったらもうピノコとしてただ生きるだけだなと思うので、楽しんでできたらいいなと思います」と意気込みを語った

また、「私が稽古期間中に誕生日を迎えたんですけど、その時にバンドの生演奏でお祝いしてくださって、皆さんも素晴らしい歌声でハッピーバースデーの歌を歌ってくださった」と豪華な祝福を受けたことを告白。「歌声がすごくきれいで、生演奏でもお祝いしてくださるなんて初めてだったので、すごい幸せな誕生日を迎えることができました。ありがとうございました」と笑顔で誕生日当日を振り返った。