夏のスイーツの祭典「アムール・デュ・ガトー」が7月25日、名古屋市中村区のジェイアール名古屋タカシマヤで始まりました。名古屋限定のスイーツや、夏らしいジェラートなど、味だけでなく見た目も楽しめます。

■「夏のアムール」“幻の人気店”限定スイーツも

「アムール・デュ・ガトー」は、ジェイアール名古屋タカシマヤで大人気のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」を夏向けにアレンジしたイベントです。

「ジューシー」をテーマに全国から47ブランドが集結し、およそ800種類のスイーツが販売されます。このうち先行販売品を含む90種類ほどが、ここでしか味わえない限定商品です。 鮮やかなラズベリーソースを覆うように立てられたメレンゲが目を引く「白桃とカカオパルプのパルフェ」も、各日100個限定のスイーツです。

手掛けるのは、今ここでしか出会えないスイーツ作りにこだわるがゆえ、店舗を持たず“幻”ともいわれるショコラトリー『Seiste(セイスト)』の瀧島誠士シェフです。 瀧島誠士シェフ: 「いろんなデパートで出店させていただいているんですけど、その時のその季節にあった旬のものをお客さまに届けられるように、こういうお店の形にしました」 「白桃とカカオパルプのパルフェ」は、甘さと食感を重視し、わざわざヨーロッパから取り寄せた白桃と、華やかな香りが際立つ、エクアドル産のカカオの果肉などが使われています。

■暑い夏に“ひんやり”ジェラート 意外な“おススメ”は

 色とりどりの果物や野菜を使ったジェラートが並ぶ「メゾンジブレー」は、東京や神奈川にある店舗に、多い日には50人を超える行列ができる人気店です。

シェフの江森宏之さんは、2015年のミラノ万博で開かれたスイーツのワールドカップで優勝した、日本チームのキャプテンを務めた実力の持ち主です。 江森シェフおすすめは、栃木でとれた旬のアスパラを使ったジェラートで、冷製スープのような味わいと、アスパラの甘みもしっかりと感じられます。

ほかにも、パッションフルーツと、甘み・香り・食感にこだわり、選び抜かれた最高峰のマンゴーをたっぷりと使った、東京・世田谷の人気店「EQUALLY(イクアリー)」のクレープも人気を集めていました。

客: 「始まったなという感じです。今日も昼から仕事なんですけど、朝だけ休みをいただいて、朝イチ来ました」 別の客: 「大阪から来ているので、10万円ぐらい使うかもしれないです」 「夏のスイーツの祭典」アムール・デュ・ガトーは8月3日まで開かれています。