相模原市は、女性活躍推進の機運を高めるため7月8日、「女性活躍推進さがみはらAction2025宣言」を行った。
同宣言は、性別に関わらず誰もが個性と能力を発揮するため、さまざまな分野において女性の活躍を推進するというもの。この日、市男女共同参画推進センター(ソレイユさがみ)で開催された記念シンポジウムの中で本村賢太郎市長が宣言した。本村市長は「相模原は次の世代へシビックプライドを醸成し、未来に向かって頑張れる社会をつくっていきたい」と思いを述べ、「女性活躍、男女共同参画の視点を持って行動することが大事」と強調した。
シンポジウムでは一般社団法人日本ワーク&ライフエンゲイジメント協会代表理事の高野美代恵さんによる基調講演や、実際に女性の活躍を推進している市内企業が事例を紹介した。若手世代による仕事と家庭のアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)についてのパネルディスカッションも行われ、参加者はそれぞれメモを取るなど、新たな気付きを得ていた。