関税協議が急きょ、このタイミングで合意に至った背景には何があったのでしょうか。ワシントンから報告です。
(梶川幸司記者報告)
トランプ大統領は赤沢大臣との会談後、共和党議員らを前に「誰にとっても素晴らしい取引で、これまでの取引とは全く違う」と自画自賛しました。
一連の関税協議でトランプ氏が23日までに「合意した」と発表したのは、わずか5カ国にすぎません。
関税による物価上昇が本格的に始まっていないことを背景にトランプ氏は強気の姿勢を続けてきましたが、EU(ヨーロッパ連合)などとの交渉は難航したままです。
期限とする8月1日を前に、経済規模の大きい日本との合意を急ぐことで国民やマーケットに向けて実績をアピールする狙いがあったものとみられます。
しかし、自動車や農産物など重要なポイントで何が合意されたのか、日本側とは対照的にアメリカ側は詳細について説明していません。
また、トランプ氏は夜、「アラスカの液化天然ガス事業で日本と合意する予定だ」と述べましたが、この事業を巡っては採算性に懸念が出ています。
トランプ氏は貿易赤字の削減を強く求めてきただけに、日本が目に見える形で結果を出すよう今後も圧力が続く可能性があります。
トランプ大統領の思惑は…日米で合意“相互関税15%”発動前に決着
関連記事
あわせて読む
-
イエメンのフーシ派、イスラエル港湾取引企業の船舶を攻撃と警告
ロイター7/27(日)22:37
-
タイとカンボジア、マレーシアで国境紛争に関する協議開催へ
ロイター7/27(日)22:19
-
ロシア産ガス禁輸を1年前倒し、欧州議会で修正案
ロイター7/27(日)22:12
-
タイ・カンボジアの国境地帯で武力衝突 停戦に向け首脳会談
ABEMA TIMES7/27(日)22:10
-
米国とEU、貿易協定に合意
AFPBB News7/27(日)22:02
-
日本の水産物輸入再開、中国の苦しい事情―台湾メディア
レコードチャイナ7/27(日)22:00
-
米中、関税一時停止90日延長へ 28日から協議=香港紙
ロイター7/27(日)21:53
-
米EU両首脳が車を含めて「関税15%」で合意、EU6000億ドルの対米投資
産経ニュース7/27(日)21:51
-
死者30人超・16万人が避難…タイとカンボジアが国境地帯の衝突受けてマレーシアで会談へ トランプ大統領が双方と会談
FNNプライムオンライン7/27(日)21:38
-
相互関税15%・110兆円相当のエネルギー購入等でアメリカとEUが合意…自動車も15%に トランプ大統領「最も大きな合意」
FNNプライムオンライン7/27(日)21:25
-
NASA、4千人退職へ 全体20%超、将来に懸念
共同通信7/27(日)21:17
-
米EU首脳会談「関税15%で合意」トランプ氏が発表
テレ朝NEWS7/27(日)21:15
-
ロシアが海軍パレードを中止 「安全上の理由」 ウクライナ侵攻後初めて
TBS NEWS DIG7/27(日)21:09
-
EUフォンデアライエン委員長が「トランプ関税15%」合意を評価「安定と将来を見通すことができる」 報復関税は見送りか
TBS NEWS DIG7/27(日)21:07
-
汚職対策新法「早期成立」 ゼレンスキー氏EUと協議
共同通信7/27(日)20:52
-
トランプ氏「イスラエルは決断を」 ガザどうなるか分からない 支援は継続の方針
テレ朝NEWS7/27(日)20:52
-
イスラエルに「決断」迫る=米大統領、ガザ情勢巡り
時事通信7/27(日)20:50
-
米国務長官がタイ、カンボジア外相と電話会談=和平協議の仲介用意
時事通信7/27(日)20:47
国際・科学 新着ニュース
-
トランプ氏、ガザ追加支援を表明 限定的に休戦も、危機改善は不明
共同通信7/28(月)7:42
-
李在明政権と対話せず=与正氏、「同族と見なさず」―北朝鮮
時事通信7/28(月)7:41
-
情報BOX:米・EU関税合意の主な内容
ロイター7/28(月)7:40
-
イエメンのフーシ派、イスラエル港湾取引企業の船舶を攻撃と警告
ロイター7/28(月)7:37
-
ウクライナ、ロシア第2の都市をドローン攻撃 海軍の日パレード中止
ロイター7/28(月)7:29
-
独で列車脱線、3人死亡 南西部、100人乗車
共同通信7/28(月)7:28
-
タイとカンボジア、マレーシアで国境紛争に関する協議開催へ
ロイター7/28(月)7:19
-
ロシア産ガス禁輸を1年前倒し、欧州議会で修正案
ロイター7/28(月)7:12
-
タイ・カンボジアの国境地帯で武力衝突 停戦に向け首脳会談
ABEMA TIMES7/28(月)7:10
-
米国とEU、貿易協定に合意
AFPBB News7/28(月)7:02
総合 アクセスランキング
ランキングの続きを見る記事検索
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(c) 2010 tv asahi All rights reserved.