世界的模型メーカー「タミヤ」(本社・静岡市)の田宮俊作・代表取締役会長が7月18日、亡くなったことがわかりました。90歳でした。

昭和9年・1934年、静岡市生まれの田宮俊作氏は、県立静岡高校、早稲田大学を経て、1958年「田宮商事合資会社」に入社、1977年に「田宮模型」代表取締役社長に就任、1984年には現「タミヤ」代表取締役社長に就任、その後、会長職と兼務するなどして会社や業界をリード。スケールモデルや、ラジオコントロールカー、ミニ四駆などの開発と世界的普及に貢献する一方、静岡模型教材協同組合理事長として、「静岡ホビーショー」などのイベント開催し、静岡市を「模型の世界首都」として世界的に認知させるに至りました。

「タミヤ」の発表によりますと、田宮氏の葬儀については、故人の遺志により、すでに近親者で執り行われ、後日、会社による「お別れの会」が開催されるということです。