アウディ ジャパンは2025年7月24日、プレミアムミドルSUVの新型「Q5」および「Q5 スポーツバック」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
パワートレインもデザインも大進化! 新型Q5の注目ポイントとは
アウディ ジャパンは2025年7月24日、プレミアムミドルSUVの新型「Q5」および「Q5 Sportback(スポーツバック)」を発表しました。
今回発表された新型Q5シリーズは、内燃機関専用の新世代プラットフォーム「PPC(プレミアムプラットフォームコンバッション)」をベースとする初のSUVモデルで、シリーズ全車に48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」を搭載。特定条件下でのEV走行が可能となり、燃費性能と走行性能の両立を実現しています。
パワートレインは、2リッター直列4気筒ガソリン(204馬力・340Nm)およびディーゼル(204馬力・400Nm)に加え、トップグレードの高性能モデル「SQ5」と「SQ5スポーツバック」では3リッターV6ガソリンターボ(367馬力・550Nm)を採用。全車7速Sトロニックとquattroフルタイム4輪駆動システムが組み合わされ、SQ5は0-100km/h加速をわずか4.5秒でこなす俊足ぶりを見せます。
ボディサイズは全長4715mm×全幅1900mm×全高1655mm(Q5 スポーツバックは1650mm)、ホイールベースは2820mmという堂々たるプロポーションで、都市部でも扱いやすいサイズ感を保ちつつ、プレミアムミドルサイズSUVとしての存在感と居住性を兼ね備えています。
ラゲッジスペースも充実しており、Q5は標準時で520リッター、後席を倒すと最大1473リッター、Q5 スポーツバックは標準で514リッター、最大1415リッターまで拡張可能。実用性にも優れたパッケージングです。
エクステリアはよりダイナミックに進化し、シャープなヘッドライトと連続面で構成された力強いボディラインが印象的。インテリアは「ヒューマンセントリック」思想に基づき、14.5インチのMMIディスプレイと11.9インチのデジタルコックピットを備えた「デジタルステージ」を中心に再構築されました。助手席にも独立した10.9インチディスプレイが用意され、ナビやエンタメ機能の共有が可能です。
また、発売を記念して作られたグローバル限定モデル「edition one(エディション ワン)」はQ5/Q5 スポーツバックそれぞれ150台・合計300台です。専用カラーアクセントや21インチホイールを備えたS lineベースの特別仕様車で、先進装備を多数標準化し、個性と上質感を両立しています。
新型Q5およびQ5スポーツバックの消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・Q5 TFSI quattro 150kW advanced:760万円
・Q5 TDI quattro 150kW advanced:788万円
・SQ5:1023万円
・Q5 Sportback TFSI quattro 150kW advanced:795万円
・Q5 Sportback TDI quattro 150kW advanced:823万円
・SQ5 Sportback:1058万円
・Q5 edition one:919万円(限定車)
・Q5 Sportback edition one:954万円(限定車)