クラフト作家らがこだわりの品を販売する「真夏のたんとマルシェ」が24日、山形市の道の駅やまがた蔵王で開かれ、訪れた人がお気に入りの一品を買い求めた。

 たんとマルシェは年2回、東根市内を会場としているが、今回は番外編として開催した。村山地域などの作家らが35店を構え、サクランボの木で作ったスプーン、涼しげなガラスの風鈴、冷やしラーメンなど本県名物をデザインした小物などを並べた。

 事務局の木工作家芦野直之さん(59)=東根市=は「手作りの品は同じ物が二つとない。出合いがこのマルシェの醍醐味(だいごみ)」と話す。来場者は出店者との会話を楽しみながら、自分にとっての“宝探し”を満喫した様子。