陸上自衛隊の佐賀駐屯地(佐賀市)に配備された輸送機「オスプレイ」の訓練が、28日から駐屯地周辺で始まることがわかった。8月4日以降は長崎、熊本両県への飛行も計画している。
関係者によると、佐賀駐屯地周辺での基礎的な操縦訓練を経て、各地への訓練飛行を予定する。離島防衛・奪還を担う陸自部隊「水陸機動団」が配置されている長崎県佐世保市の
その後は、九州にある自衛隊演習場などでも訓練が行われる見通しだ。
防衛省の想定では、佐賀駐屯地で離着陸するのは年間290日程度。1日平均約16回で、うち5回ほどが夜間帯になるとしている。訓練は原則として平日に行われるという。
佐賀駐屯地には、8月中旬までに木更津駐屯地(千葉県)から全17機が移駐する計画で、今月24日時点で13機の配備を終えている。