大東建託は、2月21日〜3月10日の期間、石川県居住の20歳以上の男女1623人を対象に「住みたい街」に関する調査を行い、「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<石川県版>」として結果を発表しました。なお、石川県居住者の2025年の回答を全国の自治体を対象にしてランキングを集計しています。

本記事では、石川県民が選んだ「住みたい街」ランキングを紹介します。

■2位:野々市市/44票
野々市市は県中部に位置し、金沢市の西側に隣接する都市です。2011年に市制が施行された比較的新しい市で、平均年齢は40歳と若く、子育て世代を中心に人口が増加しています。商業施設や医療機関が整っており、生活利便性が高い一方、閑静な住宅街が多く落ち着いた住環境も魅力です。

居住者からは「元々スーパーや薬局など、普段使うお店が近くにたくさんあったが、新興住宅地が近くにできたことにより、さらに増えた」「基本的に車があればさらに便利だけれども、車がなくても近くになんでも揃っているので、徒歩や自転車だけでも生活できる」といった声が寄せられています。生活環境と利便性の両立が高評価につながったようです。

■1位:金沢市/80票
金沢市は石川県の政治・経済の中心で、中核市に指定されています。兼六園や金沢21世紀美術館、金沢百万石まつり、加賀友禅など多彩な文化資産があり、香林坊や片町といった商業エリアも発展。北陸新幹線の金沢駅を中心に公共交通が整備される一方、犀川(さいがわ)や浅野川沿いなど自然豊かな景観も残り、落ち着いた住環境が支持されています。