7月12〜13日、静岡県の富士スピードウェイで開催されたGTワールドチャレンジ・アジア第4ラウンド/SROジャパンカップ第2ラウンド。このレースウイークには併催イベントとして、フェラーリチャレンジ・ジャパン、そしてメルセデスAMGによる『ERC(エリート・レーシング・サークル)』と呼ばれるイベントが行われた。

 このイベントに合わせ、来日したのがメルセデスAMG・モータースポーツの代表を務めるクリストフ・サゲミュラーだ。GTレース、そしてF1に至るまでさまざまな内容を聞くことができた。


●GT2で走る富士スピードウェイは「とてつもなく速かった!」

──まず、今回の来日の目的を教えて下さい。また日本に来られるのは何回目でしょうか。日本の印象を教えて下さい。クリストフ・サゲミュラー:日本は本当に素晴らしいよ。正直に言うとかなり定期的に訪れているんだ。ずっと一度日本に行ってみたいと思っていたんだけど、初めて来たのは2年前だった。妻と休みを取って3週間滞在したけど、本当に楽しかったよ。3週間で日本をだいたい回ろうと思っていたんだけど、思っていたよりも日本は広かったね(笑)。東京周辺で1週間滞在して、もう1週間は大阪周辺、奈良と京都にも行ったんだ。最高の体験だったよ。

 もちろん、日本はメルセデスAMGにとって非常に重要なマーケットだ。GTワールドチャレンジ・アジアも開催されているし、今年はいよいよインターコンチネンタルGTチャレンジも鈴鹿に戻ってくる。この報せはみんなにとってハッピーなことだ。だから2ヶ月後にはまた日本に戻ってくるよ(笑)。