富士薬品(埼玉県)は5月30日、高知県香美市と包括連携協定を締結した。これにより、自治体との連携協定締結は24例目となった。
同社は配置薬販売の事業活動を通じて香美市と連携し、市民の健康づくりをはじめ、高齢者等への見守りサービスや防災・災害対策など5項目に取り組み、同市の地域活性化に貢献することを目指す。
富士薬品は、配置薬販売事業において香美市で現在約1,000軒の家庭や企業に医薬品を提供している。また、地方自治体が取り組む地域住民の健康づくりや災害対策を、配置薬販売をはじめとした事業活動を通じて支援できると考え、地方自治体との連携協定を推進している。
一方、香美市では、2014年に「香美市健康増進計画」を策定して以来、地域住民に密着した総合的な健康づくり対策を積極的に推進するため、地域の事業者とも連携して活性化に取り組んでいる。
こうした中、同社は配置薬販売の事業活動を通じて香美市が推進するまちづくりを支援するため連携協定の締結に至った。
著者:ダイヤモンド・リテイルメディア