旗上げ・旗下ろし神事が開かれる綾部八幡神社=みやき町
三養基高の近くに綾部八幡神社という神社があります。部活動での活躍を祈念してお参りに行きました。調べてみるといろいろな歴史があることが分かりました。
綾部八幡神社は、鎌倉時代初期、源頼朝の奥州征伐の際に戦功をあげ、当地の地頭職にあった綾部四郎太夫通俊が元久2(1205)年、鎌倉鶴岡八幡宮の神霊を勧請し建立したもので、東肥前の鎮護の神として百町歩を社領としました。
毎年7月15日には、旗上げ神事という行事があります。麻で作った神旗を長さ18メートルの竹に結び付け、神社の御神木である高さ約25メートルのイチョウに掲げます。秋分の日の翌日、33番の相撲が奉納され旗は下ろされます。
100年以上も前から続いている歴史ある行事で、旗のなびき具合から農作物の豊凶や台風の襲来などについて占うことが目的だそうです。私も旗上げ・旗下ろし神事を実際にこの目で見たいと思いました。
気になった方は、神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。(三養基高写真部)