映画「運命屋」
映画「運命屋」 / (C)2024映画『運命屋』

ミッキー・カーチスが主演を務める短編映画「運命屋」(2024年)が、7月4日(金)夜8時よりFODにて独占配信されることが決定した。

■寿命間近の元ミュージシャンと思い出と引き換えに延命する“運命屋”の物語

ロカビリー歌手、俳優、タレント、音楽プロデューサー、レーサーなど多彩な活躍を続けるカーチスが年を重ね、“今が一番面白い”カーチスの芝居と歌をおさめた本作。アジア、ヨーロッパとさまざまな国に移り住んできたカーチスが、80代の住処として選んだ地、北海道・名寄にてオールロケが行われた。

齢を重ね、7日後に寿命を迎える元ミュージシャンの男をカーチスが演じ、大切な人の思い出と引き換えに寿命を延ばすという取引をする“運命屋”の女性・イオリを本作のプロデューサーも担当する広山詞葉が演じる。

そして、主題歌の作曲を細野晴臣、劇伴をSUGIZOへ、カーチス自らがオファー。旧知の仲である細野作曲のメロディーにのせ、86歳にして新曲を本作で披露している。

また、ドラマ「やすらぎの刻」(2019年ほか、テレビ朝日系ほか)での共演をきっかけに、「80歳を過ぎてからできた親友」とカーチスが語る橋爪功も出演。手練れの俳優2人、アドリブ多発の軽妙なせりふのやり取りに注目だ。

■「運命屋」ストーリー

人の寿命は運命によって決められている。しかし、運命屋と呼ばれる者によってある取引が行われていた。そのまま人生を全うするか、あるいは大切な人の思い出を消去する代わりに寿命を延ばすかという運命の選択。さまざまな人間の決断と取引を重ねてきた運命屋の女性(広山詞葉)が出会ったのは、間もなく寿命を迎える元ミュージシャンの男(ミッキー・カーチス)。大切な人の思い出と、大切な歌で満たされた彼の人生。残された時間は7日間。果たして彼の選択する運命とは。