北杜市でビールの原料であるホップの収穫が行われました。
収穫が行われたのは、北杜市大泉町の浅川定良さんが育てた「かいこがね」です。
かいこがねは、浅川さんの義理の父が品種改良を行い、国の種苗登録ホップ第1号となったものです。
安い輸入ホップに押されたかいこがねは一時出荷先がなくなりましたが、浅川さんは毎年、売る先のないかいこがねを育てて株を分け、品種を守っていました。
現在は、神奈川県の地ビールメーカーがビール造りに使用していて、27日は地元農家と地ビール会社の社員らが高齢の浅川さんに代わり収穫を手伝っていました。
収穫したホップは28日に醸造され、8月下旬には地ビールとして販売されるということです。